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イスラエル、イスファハンの核施設また攻撃 修復困難にする狙いか


イスラエル軍はイランへの空爆を続け、中部イスファハンの核施設を攻撃したと報告されています。国際原子力機関(IAEA)の報告によれば、イスファハンでは既に4棟の建物が損傷を受けています。イスラエルはイランの核施設への攻撃を強化しており、破壊規模を拡大することで修復を困難にしようとしていると見られます。ナタンツやテヘラン近郊では最新鋭の遠心分離機の試験施設や製造施設が攻撃されており、アラクでは重水関連の施設が損傷を受けました。イスラエルの国防相はコッズ部隊幹部の暗殺を発表し、イラン側もミサイル攻撃で応酬しました。現在までの戦闘でイスラエルで24人、イランで少なくとも657人が死亡しています。

 イスラエル軍は21日もイランへの空爆を続け、イランメディアによると、中部イスファハンの核施設も攻撃を受けた。国際原子力機関(IAEA)によると、イスファハンでは13日の空爆で、すでにウラン転換施設など4棟の建物が損傷している。軍はイラン各地の核施設への空爆を繰り返しており、破壊規模を広げて修復を困難にしようとしているとみられる。

 IAEAのグロッシ事務局長による20日の国連安全保障理事会への報告によると、ウラン濃縮施設がある中部ナタンツでは、これまでの攻撃で地上施設が破壊されたほか、地下施設にも地下貫通弾による攻撃があったとみられている。

 テヘランや近郊では、最新鋭の遠心分離機の試験を行う研究施設や、部品の製造施設も攻撃を受けた。

 西部アラクでは19日、重水炉と重水製造施設が損傷した。一方、地中深くにある中部フォルドゥのウラン濃縮施設では被害は確認されていない。

 イスラエルメディアによると、カッツ国防相は21日、パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスの軍事支援を担当していたイランの精鋭軍事組織・革命防衛隊「コッズ部隊」の幹部を殺害したと明らかにした。

 イランも21日、イスラエルへのミサイル攻撃などを行った。大部分は迎撃されたとみられる。当局や人権団体の推計では、これまでの戦闘による死者はイスラエルが24人、イランが少なくとも657人に上っている。【カイロ金子淳】

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