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インド旅客機墜落、直後に黒煙高く 住宅街に黒焦げの残骸散乱


インドのグジャラート州アーメダバードで、英ロンドン行きのエア・インディア機が離陸直後に墜落しました。墜落現場では、黒焦げになった機体の残骸が住宅街に散乱し、消防隊や救助隊が活動を続けています。目撃者によると、墜落時には大きな音と黒煙が上がったとのことです。墜落事故を受けて、インド政府は最大の警戒態勢を敷き、迅速な救助と医療支援を行っています。アーメダバードは急速な経済成長を遂げ、かつて「東洋のマンチェスター」と称された都市です。また、エア・インディアは1932年に創立され、現在はタタ・グループ傘下で事業を急拡大しています。

 インド西部グジャラート州アーメダバードで12日、英ロンドン行きのエア・インディア機が空港を離陸した直後に墜落した。現場の住宅街には機体の一部とみられる残骸が黒焦げになって散乱し、救助隊員らが駆け付けている。一体何が起きたのか。

 現地からの映像や画像によると、墜落現場では直後に黒煙が高く上がった。建物の周辺に残骸が散乱し、消防隊員が出て放水。白煙が漂い、住民らが見守った。現場にある6階建てのアパートとみられる建物は側面が黒く焦げ、近くの乗用車も焼けた。

 英BBC放送は墜落現場近くでは近隣住民も救援活動に参加し、消防隊などによる遺体の搬送が行われていると伝えた。大きな音がして、黒煙が上がるのが見えたという目撃者の話も報じた。

 アーメダバードは、工業が盛んなグジャラート州の最大都市で、近年は急速な経済成長を遂げている。繊維産業の中心地としても知られ、かつては「東洋のマンチェスター」とも呼ばれていた。インド独立の父、マハトマ・ガンジーが活動拠点としたことでも有名で、2017年には旧市街がユネスコの世界遺産に登録された。

 公式サイトなどによると、エア・インディアは1932年にインド初の航空会社として設立された。かつては国営だったが、2022年に大手財閥タタ・グループが買収。翌年の23年には、当時としては航空業界史上最大となる米ボーイングと欧州エアバスに計470機の航空機を発注し、急速な事業拡大を進めていた。インドのデリー、ムンバイなどを拠点に東京を含む世界各都市に運航している。

 インドのナイドゥ航空相はSNSに「最大の警戒態勢を敷き、状況を注視している。救助隊が派遣され、医療援助と救援支援を急ぐよう全力を尽くしている」と投稿した。【バンコク武内彩、国本愛】

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