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住吉会系組総長らを詐欺容疑で逮捕 身元隠してマフィアらと面会か


警視庁暴力団対策課は、暴力団員であることを隠してホテルに宿泊した疑いで「住吉会」系の組総長、田島和幸容疑者(53)と、「チャイニーズドラゴン」幹部の白井宇太郎容疑者(53)を含む5人を詐欺容疑で逮捕しました。田島容疑者らは、山梨県内のホテルで香港マフィア「14K」メンバーと面会し、日本と中国の暴力団との関係を拡大する可能性があることが警戒されています。ホテル内で約30人が参加し、同盟を結ぶ「盃事」が行われていたことから、チャイニーズドラゴンが国際的な勢力を強めている可能性が示唆されています。警視庁は、5人の認否については明らかにしていません。

 暴力団員であることを隠して山梨県内のホテルに宿泊したなどとして、警視庁暴力団対策課は9日、住吉会系組総長、田島和幸容疑者(53)=埼玉県草加市=と準暴力団「チャイニーズドラゴン」幹部、白井宇太郎容疑者(53)=西東京市=ら男性5人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。

 田島容疑者らはホテル内のレストランで香港マフィア「14K」に所属するとみられる数人と面会。中国残留孤児2、3世を中心に首都圏で活動するチャイニーズドラゴンのメンバーが両者を仲介したとみられる。警視庁は、勢力拡大を図る狙いもあるとみて双方の関係など実態を調べる。

 逮捕容疑は共謀して2023年3月中旬、利用客が暴力団員に該当しないことを定める宿泊約款などを設ける山梨県内のホテル側に、暴力団員であることを隠してレストランを貸し切るなどの利用契約を締結し、同月25~26日に宿泊・利用をしたとしている。警視庁は5人の認否を明らかにしていない。

 警視庁によると、レストランでは住吉会系組員と14Kの構成員ら計約30人が参加し、同盟を結ぶ「盃事」を行っていた。チャイニーズドラゴン側の仲介を得て、それぞれが日中両国で活動する足かがりを得る狙いもあるとみている。

 捜査幹部は「チャイニーズドラゴンが香港マフィアと接点があったのは驚きだ。日本の暴力団を取り次ぐほど勢力を強めている可能性があり、より警戒しなければならない」と話す。

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