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教諭がわいせつ、甲府市に賠償命令 市教委の責任認める 甲府地裁


甲府市立学校の男性教諭によるわいせつ事件で、被害家族が市に損害賠償を求めた訴訟において、市が115万円の支払いを命じられ、判決が確定した。市は教諭のわいせつ行為を反省し、控訴しなかった。

 甲府市立学校の男性教諭(当時50代)によるわいせつ事件に絡み、被害者の家族が市などに損害賠償を請求した訴訟で、甲府地裁が4月、市教育委員会の安全配慮義務違反を認め、市に約115万円の支払いを命じていたことが判明した。双方控訴せず判決は確定。市は賠償金を支払った。

 市によると、教諭は2022年2月までに、同じ学校に通う子供に複数回、体を触るなどのわいせつ行為を行った。その後、山梨県警に強制わいせつ(当時)の容疑で逮捕され、有罪判決が確定。教諭は懲戒免職となった。

 子供の家族が23年2月、市教委に監督責任があったなどとして220万円の賠償を求めて提訴。市は監督責任について争ったが、甲府地裁は市教委の責任を認めた。

 市は控訴をしなかった理由について「わいせつ行為を受けた子供の精神的苦痛を真摯(しんし)に受け止め、判決を受け入れる判断をした」としている。【杉本修作】

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