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東京・江戸川で爆発のガスボンベ、長年地中に? 40年前から駐車場


東京都江戸川区の住宅新築工事現場でガスボンベが爆発し、10人がけがをした。現場は約40年前から駐車場として使用されており、地中のガスボンベは全体的にさびていた。警視庁は、深さ9メートルまでくいを打つ作業中に、ドリルでガスボンベに穴が開いたと見ている。爆発により半径約120メートルの範囲で窓ガラスが割れ、38棟の建物に被害が出た。警視庁は今後、事故の経緯を詳しく調査する予定である。

 東京都江戸川区の住宅の新築工事現場でガスボンベが爆発し周辺住民ら10人がけがをした事故で、現場は約40年前から舗装された駐車場だったことが捜査関係者への取材で判明した。現場の地中で見つかったガスボンベは全体的にさびており、警視庁は長年埋まっていたとみて経緯を調べる。

 警視庁は28日、業務上過失致傷容疑などで現場検証を実施し、深さ約60センチの地中からボンベ(全長約103センチ、直径約26センチ)1本を回収した。

 警視庁によると、ボンベの規格や成分の簡易鑑定の結果から、漏れたのは可燃性の「アセチレンガス」と特定した。事故は、基礎工事で深さ9メートルまで51本のくいを打つ作業の10本目で発生。ボンベの中央付近に直径約6センチの穴があり、くい打ち作業で使うドリルで開けられたとみられる。

 爆風の影響で半径約120メートルの少なくとも38棟の窓ガラスが割れたり、壁面や室外機などが破損したりする被害が出た。【菅健吾、松本ゆう雅】

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