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自転車の交通違反に「青切符」 反則金最大1.2万円 26年4月から


警察庁は、2026年4月1日から自転車の交通違反に「青切符」を導入し、反則金を徴収する制度を施行する予定です。反則金は原付きバイクと同額で、違反内容に応じて3000~1万2000円とされ、自転車の軽微な違反113種類が対象です。たとえば、信号無視は6000円、「ながら運転」での通話や画面注視は1万2000円、その他違反は5000円などの金額が設定されています。車両の規則も改正され、自転車の右側通行時、十分な間隔がない場合の普通車の違反には7000円、自転車には5000円の反則金があります。一方、酒酔い運転や妨害運転は従来通りの刑事罰対象です。

 警察庁は24日、自転車の交通違反に「青切符」を交付して反則金を納付させる改正道路交通法が2026年4月1日に施行される見通しだと明らかにした。反則金は原付きバイクと同額で、違反の内容に応じて、3000~1万2000円とする。

 違反した場合に警察官に青切符を切られ、反則金を納めれば刑事罰を科されない制度に自転車が加わる。

 自転車の反則金は、比較的軽微な113種類の違反が対象で、金額は5000円や6000円が多い。

 指定場所一時不停止や通行禁止違反、傘差しやイヤホンの装着といった公安委員会順守事項違反などが5000円。信号無視のほか、右側通行や歩道通行といった通行区分違反などは6000円とする。

 スマートフォンや携帯電話を使用して走行する「ながら運転」のうち、通話や画面を注視する違反は1万2000円とする。

 2台以上が横に並んで走る並進も禁止されており、反則金は3000円。2人乗りなどの軽車両乗車積載制限違反も同額とする。

 改正道交法では、車が自転車の右側を通行する際、十分な間隔がない場合は安全な速度で走り、自転車はできるだけ左に寄るように義務付けた。違反した場合の反則金は普通車が7000円、自転車が5000円となる。

 新しいルールの導入後も、酒酔い運転や妨害運転(あおり運転)など24種類の違反は、これまで通りに刑事罰が科される赤切符の対象となる。

 青切符を切る取り締まりの対象について、警察庁は警察官の指導や警告に従わずに違反を継続した場合や、悪質・危険な運転を対象にするとしている。今後、どのような時間帯や場所で取り締まるかを含めた運用の指針も公表する。

 警察庁は、反則金の額などについて25日から5月24日までパブリックコメント(意見公募)を実施する。【山崎征克】

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