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いざ札幌 新幹線延伸へ 150メートルのレール到着 北海道・長万部


北海道新幹線の札幌延伸工事で使用される長さ150メートルのレール28本が長万部駅に到着し、到着セレモニーが行われました。これは北海道で初めて製造時のままの150メートルレールを輸送したもので、福岡県北九州市から約2100キロを鉄道で運ばれました。今後、2027年度までに約400本を輸送する予定です。従来は25メートルに切断して輸送し、現場で溶接していましたが、150メートルレールを使用することで現場での作業が大幅に削減され、乗り心地も向上する期待が高まっています。北海道新幹線の開業は2038年度末以降を予定しています。

 北海道新幹線の札幌延伸工事で使用する長さ150メートルのレール28本が21日、工事現場に隣接する長万部町のJR長万部駅に到着した。鉄道・運輸機構によると、北海道に製造時のままの150メートルのレールを輸送するのは初。長万部駅では到着セレモニーが開かれた。

 機構によると、レールは18日、北九州市にある日本製鉄の引き込み線が接続する黒崎駅を出発し、長万部駅まで約2100キロを鉄道輸送した。

 150メートルのレールは2027年度までに約400本を輸送する予定。新幹線のレールは、製鉄所で長さ150メートルで製造されるため、長すぎて積み下ろしや輸送が難しい。25メートルに切断して船やトレーラーで運び、現場で溶接することが多かった。

 機構は「150メートルレールを使うことで現場での溶接作業が約6分の1に削減できる」などの利点を説明。セレモニーで長万部町の木幡正志町長は「150メートルレールで新幹線の乗り心地がよくなり、(いよいよ)本当の新幹線工事が始まる」と期待を寄せた。

 北海道新幹線の新函館北斗―札幌の開業時期は2038年度末以降となる見通し。【三沢邦彦】

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