
北九州市小倉北区の足立山のふもとにある平和公園で、2月初旬の強い寒波が和らぐのを待っていたように、梅が開花している。
園内には紅梅、白梅、しだれ梅など合わせて約90本があり、10日ごろから徐々に咲き出した。同市みどり公園課の担当者によると、昨年の酷暑や今冬の寒波が長引いた影響で開花が昨年より約3週間遅れている。
花の開き具合は木によって差があり、つぼみもまだ多いが、5~6分まで咲き進んだ梅の周囲では犬を散歩させたり、スマートフォンのカメラを向けたりする人が見られ、早春の訪れをそれぞれ感じていた。【上入来尚】