偕楽園と並ぶ茨城県の梅の名所 筑波山梅林
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茨城県つくば市にある筑波山の中腹、約250メートルに位置する筑波山梅林は、水戸の偕楽園と並ぶ茨城県の梅の名所です。
偕楽園の梅の様子はこちら
約4.5ヘクタールの園内には、約1,000本の梅が咲き乱れ、訪れた人の目を楽しませてくれます。これらの梅の割合は、紅梅が20%、白梅が80%で、それぞれ見頃が異なります。紅梅の見頃は2月中旬から下旬にかけてで、白梅は2月下旬から3月上旬です。
2025年の筑波山梅まつりは以下の通り。
第52回 筑波山梅まつり
もちろん、年によって開花状況が異なることもあるので、しっかり確認してからお出かけしたいところ。私がバスツアーで訪れた2023年2月末の開花状況は3割といったところでしたが、幸いお天気に恵まれたので、青空に紅梅が映えるのではないかとワクワクしなから参加しました。
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梅観賞のおすすめルート
※以下は2023年の取材時の様子です
ここからは筑波山梅林を散策する様子をお伝えしていきますね。
バスから降車した後に、添乗員さんに従ってバス駐車場から徒歩約5分の場所にあるお休み処・物産ブースまで向かいます。ここから先は、約50分間の自由時間を楽しみましょう。参加者は皆、マップを見ながら思い思いのルートを歩きます。中には花より団子と言わんばかりに、うまいもん処に向かう方もいらっしゃいました。
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梅林に入ると、大きさや高さが微妙に異なる石を組み合わせて階段状にした道が続いています。
バスツアーに参加する際に「歩きやすく滑りにくい靴を履いてきてください」と念を押されていました。人によっては歩きにくさを感じる方がいるかもしれません。くれぐれも、筑波梅林を訪れる際は歩きやすい靴を履いて行ってくださいね。
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私のお目当ての紅梅は、梅林の中でも一番標高が高い所にある「展望四阿(あずまや)」付近に沢山咲いているので、お休み処・物産ブースから沢沿いに歩いて「かねおれ橋」を渡り、「展望四阿」に向かいます。「展望四阿」からの帰りはジグザグの木道を下り、せせらぎ橋方面に抜けるルートが紅梅を楽しめる私のイチオシルートです。
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華やかな紅梅がとても美しく、なるべくマップなどを見ずに梅林を見回しつつ紅梅を追い求めて歩いていきます。
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筑波山は、花こう岩が隆起してできた山ということもあってか、園内のあちこちに筑波石と称される巨石が散在しています。繊細な梅と荒々しい岩の組み合わせが、独特の景観を醸し出しているのも見どころですね。
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良いカメラで風景写真を撮る方の立ち位置には、私も必ず立ってみます。やはり、写真にこだわりがある方が見つける構図は良いものです。
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お休み処・物産ブースから写真を撮りながら梅林を登り、約20分で「展望四阿」に到着しました! こちらからは、関東平野を一望できます。条件が良ければ、東京の高層ビル群や富士山まで見えるのだとか。
「展望四阿」付近には紅梅が集中しており、鮮やかなピンクの梅が咲く様子に気持ちが華やぎました!
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「展望四阿」までアクセスするルートは、前述したお休み処・物産ブースから梅林を散策しながら登ってくる方法に加えて、もう一つあります。
園内を横断する舗装道路を歩き、せせらぎ橋のたもと辺りから展望ベンチまで登り、歩きやすく整備された木道からアクセスするルートです。「展望四阿」からはとても素敵な展望が開けています。登りに自信がない方はこちらのルートで向かってみてくださいね。
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帰路は「展望四阿」から木道を通り、せせらぎ橋のたもと辺りまで下って舗装道路を歩いて駐車場に向かいました。
下りは比較的歩きやすいルートだったこともあり、「展望四阿」から駐車場までは約10分といったところ。バスに戻り、東京方面の帰路につきました。
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以上、筑波山梅林の「筑波山梅まつり」を紹介しました。私が訪れた2月末の開花状況はまだ3割でしたが、筑波山梅林は3月にかけて梅の最盛期を迎えます。是非ともお出かけしてみてくださいね。
筑波山梅まつり
(為平千寿香)