starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

「ヤバい負け方」 横浜市議補選、立憲惨敗で危機感 国民の勢い続く


横浜市南区の市議補選では、国民民主党の新人が立憲民主党の新人に2倍以上の差をつけて当選し、国民民主の勢いを示しました。この選挙は、菅義偉元首相の地盤で行われたもので、自民党と公明党は候補を擁立しませんでした。立憲民主党はすでに定数4のうち1議席を保持していたため、候補者を立てるべきか悩みましたが、最終的に擁立。しかし、結果は厳しく、「参院選に影響しかねない」との危機感が党内で広がっています。野党各党は今回の選挙を夏の参院選の前哨戦と位置づけ、党首級の応援を投入しましたが、国民民主の勢いの前に立憲や共産は苦戦を強いられました。

 立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、共産党による「野党対決」となった横浜市南区の市議補選(改選数1)は9日投開票され、国民民主新人が立憲民主新人に2倍以上の差をつけて初当選した。与党系候補が不在の中、国民民主が衆院選から続く勢いを見せつけた一方、立憲内では「ヤバい負け方だ」などと危機感が広がっている。

 国民民主の熊本千尋氏(30)が1万5250票で初当選。共産元職は1万1316票、立憲新人は6386票、維新新人は5342票だった。

 南区は菅義偉元首相(自民)の地盤。補選は菅氏の秘書も務めた自民市議が「海外での事業展開」を理由に辞職したことに伴うもので、自民は経緯を踏まえて候補擁立を断念した。公明党も擁立を見送った。

 立憲関係者によると、南区では定数4のうち立憲が既に1議席を得ているため見送り論もあったが、地元の要望を受けて擁立が決まった。党内からは「参院選に影響しかねない。地元はどんな判断があって擁立したのか」と県連の責任を問う声も浮上。党幹部は自公の票が国民民主に流れたと分析するが、「もうちょっと取らないとダメだ。よく分析する必要がある」と話した。

 野党各党は夏の参院選の前哨戦と位置づけ、国民民主は玉木雄一郎代表(役職停止中)や榛葉賀津也幹事長、維新は前原誠司共同代表など党首級が応援に入った。立憲も野田佳彦代表や小川淳也幹事長、泉健太前代表ら大物を相次いで投入したが、共産元職にも倍近い差をつけられた。【樋口淳也、池田直】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.