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特別支援学校で男子生徒がトイレ撮影されSNSに 「重大事態」認定


2024年10月、三重県立高校で知的障害のある男子生徒(当時17歳)がトイレ個室にいた際、別の生徒に撮影され、その動画がSNSに投稿されていた事件が判明しました。被害生徒は以降、長期欠席しています。特別支援学校はこの事態を重大ないじめと認定しました。SNSで動画を見た別の生徒の報告で事件が発覚し、動画は既に消去されています。県教委は拡散はないとしていますが、第三者を交えた調査委員会を設立し、再発防止策を検討予定です。今後、生徒へのSNS使用に関する指導も強化する方針です。

 三重県立高校で2024年10月、知的障害のある男子生徒(当時17歳)がトイレの個室にいる際、別の生徒に動画を撮られ、SNS(ネット交流サービス)に投稿されていたことが31日、県教委への取材で判明した。被害生徒は現在まで長期欠席しているという。高校に併設され、被害生徒が通う特別支援学校は8日、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定した。

 県教委によると、24年10月、トイレの個室にいた被害生徒がドアの下からスリッパを出し入れされていることに気づきドアを開けると、男子生徒2人がいたという。うち一人はスマートフォンで動画を撮影しており、被害生徒が便座に座る様子をインスタグラムに投稿した。

 翌日SNSで動画を見た別の生徒から報告があり、発覚した。学校側の聞き取りに男子生徒らは行為を認めた。動画はその後、消去され、県教委は「現時点で拡散は確認されていない」としている。

 県教委は早ければ2月にも第三者を含む調査委員会を立ち上げ、再発防止策などについて協議する。また、「SNSの使い方も含めて、生徒に指導をしていく」とした。【原諒馬】

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