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言い間違え続出のバイデン氏 NATO記者会見でも進退に質問集中


 民主党のバイデン米大統領(81)は11日、首都ワシントンで、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の閉幕に合わせて記者会見した。高齢不安により11月の大統領選から撤退するよう圧力が強まる中での会見で、進退に関する質問が多く出た。

 バイデン氏は約1時間にわたって会見。自身の実績を強調した上で、「始めた仕事をやり終えるためにいる」と述べ、選挙戦を継続する意向を表明。健康状態に関しても「神経学的な検査も3回受けた。最近は2月に受け、良好だと言われた」と主張した。

 ただ「ハリス氏が(民主党の)大統領候補だった場合、(共和党の)トランプ氏を破る能力に懸念はあるか」と問われ、「『トランプ氏』に大統領になる資質がないと考えていれば、副大統領には選んでいない」と言い間違えた。他にも言いよどんだり、米軍幹部を「最高司令官(大統領が兼務)」と言い間違えたりする場面もあった。

 一方、共和党のトランプ前大統領(78)はバイデン氏の会見での言い間違いについて、自身のソーシャルメディアで「よくやった、ジョー」と皮肉った。トランプ氏はバイデン氏の会見中、言い間違いの場面の動画をソーシャルメディアに投稿し、「いんちきジョー」などと中傷した。

 民主党内では大半の有力者がバイデン氏を擁護しているのに対し、上下両院で撤退を求める議員も増えており、この日の会見での対応に注目が集まっていた。【ワシントン松井聡】

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