JR京都線で信号トラブル相次ぐ 運転取りやめ、乗客を降車誘導も

　12日午前6時40分ごろ、大阪府茨木市のJR京都線の茨木駅で信号が赤のまま変わらないトラブルがあった。この影響で、京都線のほか、神戸線や湖西線、琵琶湖線、東西線、宝塚線などに遅れや運転の取りやめが広がっている。

　JR西日本によると、特急電車や貨物列車などは、普通・快速電車が走行する線路に切り替えて運転している。

　また、草津発関西空港行き「特急はるか3号」が摂津富田駅―総持寺駅間に停車したため、乗客を降車させて摂津富田駅まで徒歩で移動させた。

　JR京都線では同日午前1時ごろにも京都府向日市の向日町駅で信号トラブルが発生。走行中の電車3本が駅間に最大約2時間半停車した。【露木陽介】