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11月の大統領選で返り咲きを目指すトランプ前米大統領(共和党)が不正会計処理事件で有罪評決を受けたことについて、ライバルのバイデン大統領(民主党)は30日、評決直後にXに「トランプ氏を大統領執務室に近づけない方法は投票しかない」と投稿した。バイデン氏の陣営も「有罪になろうがなるまいが、トランプ氏が共和党候補になる」と指摘し、バイデン氏への支持を呼びかけた。
バイデン氏の陣営は声明で「法を超越する存在などいないことが示された。トランプ氏は個人的利益のために法律に違反しても、報いを受けないと誤信していた」と指摘。「トランプ氏はかつてないほど民主主義への脅威になっている。米国民は11月(の大統領選で)、トランプ氏の大統領二期目を拒絶するだろう」と主張した。
ホワイトハウス法律顧問室のサムス報道官は声明で「我々は法の支配を尊重する。それ以上のコメントはない」とした。【ワシントン秋山信一】