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「ももクロ」効果をマンホールで持続 イベント記念制作 広島・福山


 福山市は、4人組アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が同市で開催した音楽イベントの1周年を記念するデザインマンホール4枚を制作した。22日まで市役所1階市民ホールに展示し、23日からメンバーゆかりの地に取り付ける。

 音楽イベント「ももクロ春の一大事」は地域活性化を目的に全国の自治体と連携して開催され、2023年4月の福山市でのイベントには2日間で延べ約2万8000人が訪れ、約7億1000万円の経済波及効果があったとされる。

 市はファンの誘客効果を維持しようとデザインマンホールを企画。マンホール(直径60センチ)は鋳鉄製(重さ34・2キロ)で、イベント名のロゴとキャッチコピー「笑顔のチカラ つなげるオモイ」、4人全員の名前を記し、中央に市花のバラと市のイメージキャラクター「ローラ」をあしらった。

 市役所での展示後、メンバーカラーで縁取ったマンホールをそれぞれのゆかりの地に移す。ピンク色は佐々木彩夏さんが訪問した市役所の北側歩道、黄色は玉井詩織さんがバラの苗を植樹した中央公園(霞町1)、百田夏菜子さんの赤色は23年9月にコンサートを開いたリーデンローズ(松浜町)、紫色は高城れにさんがふくやまマラソンを走った竹ケ端運動公園(水呑町)に設置される。

 11日に市役所にマンホールとメンバーの等身大パネルが展示されると、さっそく「モノノフ」と呼ばれるファンが写真を撮りに訪れた。市内の会社員の男性(47)は「1年前のコンサートでも元気をもらった。マンホールの設置は自治体と連携する活動をファン以外にも知ってもらういい機会になる」と喜んだ。

 市は13、14日に京都府亀岡市で開催される同イベントの来場者にデザインマンホールをPRするステッカーを配布する。市情報発信課は「デザインマンホールの設置は全国初の取り組み。イベントによる盛り上がりを一過性のものにしない工夫を続けたい」としている。【関東晋慈】

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