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職場の花見は仕事に入るのか? 「参加したくない」が6割 意識調査


 桜の下で上司や同僚と宴会をするのは、もはや時代遅れなのか。

 職場の花見に関するインターネットの意識調査で、男女含めて約6割が「参加したいと思わない派」だと回答した。今年の桜の開花時期について、気象情報会社「ウェザーニューズ」は東京、名古屋、福岡で24日、大阪26日と予想している。新型コロナウイルス禍が明けてもなお、職場の花見を避けたい意識は根強いようだ。

 調査は、キャリアに関する相談サービスを提供する「ライボ」(東京)の「Job総研」が2月21~26日にインターネットで実施し、20~50代の男女606人から回答を得た。

 参加したくない理由として最も多いのは「プライベートを優先したい」の51・4%。以下「休日を使いたくない」は47・6%、「気を使うのが疲れる」が40・5%――と続いた。

 「職場の花見は仕事に入るか」との問いには約6割が「断然仕事」「仕事」「どちらかといえば仕事」と回答していた。

 年代別でみると、「参加したいと思わない派」の割合が最も高いのは40代の69・5%。最も低かったのは20代の55・3%だった。30代は60・5%、50代は60・3%だった。若者の方が参加意欲が高い傾向がみられた。

 職場の花見は今年どうなるのか、との質問には11・3%が「開催」と回答した。コロナ禍前の19年には49・3%だったが、コロナ禍のさなかの20年に13・6%に激減した。その後も▽21年13・1%▽22年10・9%▽23年13・1%――と低調だ。

 24年は、新型コロナウイルス感染症の位置づけが、感染症法上の5類に移行されてから初めてのお花見シーズンだが、低迷傾向に変わりはなかった。

 ライボの堀雅一コミュニケーション戦略部長は「花見を通じた職場での交流に気疲れを感じている社会人が多い」とコメントした。【白川徹】

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