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実物大ガンダム「最後に見たい」 3月公開終了、横浜で最終催し


 山下ふ頭(横浜市中区)に展示されている実物大模型の動くガンダム(全高約18メートル)の公開が、3月末で終了する。横浜市は「さようならガンダム」とし、観覧車にキャラクターを光で映し出すなどのフィナーレイベントを順次実施している。市の担当者は「約3年間、横浜の新たな観光スポットとなったガンダムの最後の姿を見に来てもらえれば」と話している。

 動くガンダムは、人気アニメ「機動戦士ガンダム」の主人公アムロ・レイが乗っていたガンダムがモデルで、大きさも同じ。アニメ放送開始40周年記念の関連事業として、2020年12月に開業した「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA(ガンダム・ファクトリー・ヨコハマ、GFY)」内で公開されて以来、腕や脚のパーツを動かすなど迫力ある姿が人気を集めていた。

 市にぎわい創出戦略課によると、GFYへの来場者は23年10月に130万人を突破。台湾やタイなどからの外国人観光客も多く見られた。当初は22年3月末までの公開予定だったが、人気の高さから2度、1年間の延長をした。GFYは4月以降に解体される予定だという。

 見納めを知り友人と訪れたという東京都北区の大学3年の男性(21)は、最近アニメシリーズを見始めた。「“実物”を見るとやっぱり迫力があった。最後に見られてよかったです」とはにかんだ。

 フィナーレイベントは、2月26日から順次始めている。JR桜木町駅近くの動く歩道には、ガンダムの旗や横断幕が飾られているほか、みなとみらい地区の観覧車「コスモクロック21」に、動くガンダムと、ガンダム作品に出てくる球体のミニロボット「ハロ」を光を使って映し出している。また3月中旬からは、同地区を中心に動くガンダムのフォトスポットが設けられたり、ガンダムにちなんだ曲の生演奏も行われたりする。

 市は「新たな観光スポットになっていた中で寂しい気持ちもあるが、多くの人にガンダムで彩られる横浜にぜひ来てほしい」としている。

 GFYは動くガンダムを格納する「ガンダムドック」と、動きの仕組みを楽しみながら学べる展示施設やカフェなどで構成される。入場料は大人1650円、7歳以上12歳以下は1100円。【園部仁史】

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