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4歳次女殺害 両親がネットで向精神薬購入か 検出成分と一致


 東京都台東区で2023年3月、当時4歳だった女児が死亡した事件では、殺人容疑で逮捕された両親が女児の死亡前にインターネットで大量の向精神薬や、不凍液を購入していた形跡があることも、捜査関係者への取材で判明した。購入した向精神薬や不凍液には、女児の体内から検出されたものと同一の成分が含まれているという。

 逮捕されたのは、いずれも会社役員で父親の細谷健一(43)と、母親の志保(37)の両容疑者=台東区今戸1。2人は23年3月13日ごろ、自宅で次女美輝(よしき)ちゃん(当時4歳)に向精神薬と不凍液を摂取させ、殺害した疑いが持たれている。

 不凍液は自動車のエンジン冷却などに使われ、人が飲むと腎不全などを引き起こす毒性物質が含まれる。美輝ちゃんは13日朝に意識不明の状態で病院に救急搬送され、間もなく死亡が確認された。死因は中毒死とみられる。

 捜査関係者によると、警視庁が両容疑者のパソコンやスマートフォンの通信履歴を調べた結果、通販サイトで向精神薬や不凍液を購入していた履歴が確認された。8月に関係先を家宅捜索した際、自宅から同じ向精神薬が見つかったという。

 両容疑者の自宅には14日午前8時50分ごろ、警視庁の捜査員ら数人が入った。約1時間後、最初に母親の志保容疑者が捜査員に付き添われ、両手で顔を覆ったまま捜査車両に乗った。健一容疑者は午前10時過ぎに自宅を出ると、表情を変えることなく別の捜査車両で移送された。【木原真希、岩崎歩、菅健吾】

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