11月の米大統領選に向けて、民主党候補指名を目指していた作家のマリアン・ウィリアムソン氏(71)が7日、党候補争いからの撤退を表明した。既存政治の打破を訴えたが、支持は広がらず、3日の南部サウスカロライナ州予備選や6日の西部ネバダ州予備選で得票率2~3%で大敗していた。
民主党では再選を目指すジョー・バイデン大統領(81)が圧倒的得票で予備選を連勝し、8月の党全国大会での党候補指名が確実視されている。世代交代を訴えるディーン・フィリップス連邦下院議員(55)は苦戦を強いられている。次戦は27日の中西部ミシガン州予備選となる。【ワシントン秋山信一】