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米軍、イラク首都で「神の党旅団」幹部殺害 米兵死亡に再びの報復


 米中央軍は7日、ヨルダンで米兵3人が死亡した無人航空機(ドローン)攻撃の報復として、親イラン武装組織「神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ)」の幹部をイラクで殺害したと発表した。中央軍は、この幹部がイラクやシリアの駐留米軍に対する攻撃計画に直接関与していたと説明している。米軍による報復は3日に続いて2回目となる。

 ロイター通信や中東メディアによると、幹部らが乗った車は7日、イラクの首都バグダッドで無人機によるとみられる空爆を受けて炎上した。幹部は組織のナンバー2で、ミサイルシステムの運用を担当する責任者だったという。他に2人が死亡したとの情報もあるが、中央軍は「民間人の死者は確認されていない」としている。

 バグダッドの米大使館などがあるエリア「グリーン・ゾーン」では攻撃後、イラクの治安当局が厳戒態勢をとった。イラン側による報復を警戒したとみられる。

 神の党旅団は、ヨルダンでの米軍に対するドローン攻撃に関与したとみられる親イラン武装組織の連合体「イラクのイスラム抵抗運動」の主要組織だ。2023年10月にパレスチナ自治区ガザ地区でイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が激化して以降、シリアやイラクの駐留米軍への攻撃を繰り返している。

 米中央軍は7日の声明で「米国は今後も国民を守るために必要な措置をとる。米軍の安全を脅かす行為には、責任を取らせることをためらわない」と述べた。【カイロ金子淳、ワシントン秋山信一】

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