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みんなを笑顔に 小児がんで逝った12歳少女の生涯、映画化 広島


 2019年、広島県福山市立手城小6年だった12歳の時に小児がんで他界した森上翔華(しょうか)さんの生涯を描く映画「神さま待って!お花が咲くから」が完成し、舞台あいさつが27日、福山駅前シネマモード(伏見町)などであった。

 森上さんは5歳で小児がんが見つかり、全身に転移してつらい治療を受けながらも笑顔を絶やさず、家族や友人らを元気づけた。他界後に、その存在を知った福山市のタレント、とめぞうさん(55)が21年10月、プロデューサーとして映画製作を発表。福山市と神石高原町で撮影が行われた。

 映画は森上さんが退院後、小学6年生として通う学校が主な舞台。森上さんは、中学受験など将来に悩むクラスメートや自信を失った担任教諭らを笑顔にしようと「ファンタジー」を合言葉にバラに奇跡を託し、周りの人々の心に変化を起こすというストーリー。

 上映後、森上さんを演じた新倉聖菜さん(15)は「なぜ翔華ちゃんがずっと笑顔でいられたのかを考えながら演じた」と撮影を振り返り、作品で森上さん本人に見えたという周囲の評価に「翔華ちゃんのようになりたいと思った。自分の新たな一面が出せた」と笑顔を見せた。【関東晋慈】

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