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桐島聡容疑者?「ウチダヒロシ」と名乗る 数十年、住み込みで仕事


 1974~75年の連続企業爆破事件のうち一つに関与した疑いがあるとして指名手配されている過激派「東アジア反日武装戦線『さそり』」メンバーの桐島聡容疑者(70)とみられる男性が「ウチダヒロシ」と名乗っていたことが、捜査関係者への取材で判明した。男性は神奈川県内の工務店で数十年にわたり、住み込みで働いていたという。警視庁公安部は桐島容疑者本人の可能性が高いとみて、任意で捜査を進める方針。

 捜査関係者によると、桐島容疑者とみられる男性は、神奈川県藤沢市内の工務店で住み込みで働いていた。工務店側は、男性が桐島容疑者の可能性がある人物とは認識していなかったとみられる。

 男性は体調を崩して県内の病院に入院しているが、病院側にも当初は「ウチダヒロシ」と名乗っていたとみられる。25日になって桐島容疑者本人と認める話を病院関係者にしたという。警視庁公安部がDNA型鑑定などで確認を進めているが、少なくとも数日はかかる見通し。

 東アジア反日武装戦線は反帝国主義や反植民地主義を掲げ、74年8月~75年5月、三菱重工業といった旧財閥系やゼネコンなどを標的に連続爆破事件を起こし、計12事件で8人が死亡して多数の重軽傷者が出た。桐島容疑者は75年4月18日夜、東京都中央区銀座7のビル5階にあった韓国産業経済研究所の入り口ドアに手製爆弾1個を仕掛け、翌19日未明、時限装置で爆発させたとして爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されている。【木下翔太郎】

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