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カセットコンロ、電気ストーブ…思わぬ製品事故に 注意すべき点とは


 年末年始、家族や友人同士で鍋を囲もうと、カセットコンロのつまみをひねるとき、どんなことに気をつけなければならないのか――。独立行政法人「製品評価技術基盤機構(NITE)」(東京都渋谷区)は特に冬に気をつけたい製品事故について注意を呼びかけている。

 この時期、NITEが特に気をつけてほしいとしているのが、カセットコンロ・カセットボンベやスプレー缶、そして、電気ストーブの取り扱いだ。

 ボンベを高温の場所に置くと内圧が高まり、破裂して漏れたガスに引火する恐れがある。危険を回避するにはどうしたらいいか。

 調理の際は、コンロにセットされたボンベの上を覆うほど大きな鍋や鉄板は使用しない▽ボンベをセットしたコンロを2台以上並べて使用しない▽炭の火をおこすためにコンロを使用しない――ことが必要だ。

 また、ボンベを高温になりやすい暖房器具や調理器具の近くに置かない▽ボンベを直射日光の当たる場所に置かない▽ボンベを捨てる際は最後まで使い切る――ことも注意点として挙げる。

 スプレー缶については、廃棄するため、缶に穴を開けて中のガスを抜く際、寒いからといって屋内で行うのは危険だ。ガスが充満して爆発した事故も過去に起きており、屋外やよく換気されている場所で行う必要がある。

 電気ストーブの危険性はどのようなものだろうか。

 いずれも近くに置いたままにすると、洗濯物や布団は燃え移って火災を引き起こす危険があり、ボンベやスプレー缶は破裂し引火する恐れがある。

 NITEは、ストーブの上に洗濯物を干さない▽ストーブのヒーター部分や温風吹き出し口の前にボンベやスプレー缶を置かない▽ストーブの電源を入れたまま就寝しない▽ストーブを使わないときは電源プラグを抜く――といった注意を呼びかけている。

【松尾知典】

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