旧型スポーツカー2台を盗んだとして、千葉県警は16日、自称茨城県坂東市辺田のマッサージ店従業員、相山勝容疑者(43)と、自称同県取手市戸頭の無職、飯泉喜功容疑者(52)を窃盗の疑いで逮捕したと発表した。認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は複数人と共謀し、9月3~4日、千葉市花見川区の男性会社員(54)と佐倉市大佐倉の男性会社員(55)の自宅駐車場から、車1台ずつ(時価計約1000万円相当)を盗んだとしている。
県警は10月、両容疑者と共謀し今回の2台を盗んだとして、パキスタン国籍とアフガニスタン国籍の男性を同容疑で逮捕している。アフガニスタン国籍の男性が管理するヤードを調べたところ、佐倉市の男性の車が解体された状態で見つかったという。
盗まれたのはいずれも日産の旧型スポーツカー「スカイラインGTR」で、解体した部品をインターネット上で販売して利益を得ていたとみられる。【近森歌音】