親睦会で署員ら泥酔、署員の友人が110番 愛知県警、署長を更迭

　長時間にわたる飲酒で署員らを泥酔させたとして、愛知県警は15日、藤嶋克浩・港署長を更迭し、警務部付に異動させた。

　県警警務課によると、14日午後6時から港署の親睦会が開かれ、名古屋市港区内の飲食店での1次会には藤嶋前署長、副署長以下17人が参加。2次会の後、署長公舎であった3次会は署長のほか、女性を含む署員3人が参加し午後11時半まで続いたという。

　3次会の参加者には翌日に勤務予定の署員もおり、県警は長時間にわたる飲酒で署員を泥酔させた藤嶋前署長の行為は不適切と判断したという。

　参加した署員から「（酔って）もめている」と連絡を受けた友人が110番し、発覚。県警監察官室が詳しい経緯を調べている。【山下俊輔】