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ジュリー氏、性被害による優遇や冷遇は「ないと思う」と反論


 ジャニーズ事務所の前社長、ジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題を巡り、同事務所は7日、東京都内で記者会見を開いた。外部専門家の「再発防止特別チーム」による報告書が「ジャニー氏から性加害を受ければ優遇され、拒めば冷遇される」と指摘したことについて、社長を退いたジュリー藤島景子氏は「努力なしでその地位にはいられないと思う」と反論した。【デジタル報道グループ】

 ――今後の事務所のガバナンスをどうするか

 ◆(東山氏)名ばかりの会社だった。急激に大きくなり企業という形になった。会社法にのっとって、企業としてしっかりとスタートさせなくてはならない。5日の取締役会で、新社長に認められた。新体制になるのは10月からだ。

 ――現在の所属タレントに被害を受けた人がいるという前提でケアをするべきではないか

 ◆(東山氏)ケアは必要だと思うが、センシティブな問題なので、僕から聞くということはできない。人に相談するという事象ではないので、難しい問題だ。心のショックというのは計り知れないのでどうケアしていくかは課題だ。

 ――報告書では所属タレントが「性加害を受ければ優遇され、拒めば冷遇される」という認識を持っていたと指摘している

 ◆(藤島氏)指摘は真摯(しんし)に受け止めたい。タレントたちが頑張っている姿を見ている立場からすれば、並々ならぬ努力をして、ファンに認められ、応援されて彼らがその地位に就いている。ジュニアの育成に100%、関われていなかったので断言はできないが、(性被害に遭ったから)センターになったとか、デビューできたということはないと思う。

 ◆東山氏)喜多川氏が全て担当されていたので、そういう認識が広がったのではないか。僕がジュニアの時には、そのようなうわさはなかった。

 優遇される、冷遇される、とかいうことがないようにしていかなければいけない。その子の持っている熱量とか輝きとかが伝わっていくと思うので、僕らの仕事としてはそういう機会を増やしていくということになる。

 (井ノ原氏)自分より先にいった人間に対して、「そうなんじゃないか」とのうわさはあったと思う。だが、そういうことで優遇されてやっていけるかというと、長い年月を経て思うのは、努力が必要だと思う。

 例えば僕がお中元もらったからセンターにするとかはあり得ない。オーディションでは「もし連絡が来ることがなくても、君がだめということではない」と伝えている。子どもたちの実力と輝きを見ていくことしかできない。

 ――藤島メリー泰子氏によるメディアコントロールはあったのか

 ◆(ジュリー藤島景子氏)疑惑としては知っているが、メリーが「誰々を出すな」ということを私は聞いたことがない。

 ――今の所属タレントが声を上げることは許されるのか。

 ◆(東山氏)みんなのコメントは出してもらっていいと思う。とても大事なことで、逆に僕らもそれを聞きたいという思いだ。

 (井ノ原氏)なぜ60、70年も性加害が続いてきたかに関しては、周囲に子どもしかいない環境が大きかった。勇気を出して大人に言っても「そんなばかなことがあるわけじゃない」と言われたと思う。♯MeToo運動の話もあったが、一人が声を上げると「俺も」と続いた。夢を追い続けてきた時代を否定できないという気持ちも会ったのではないか。

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