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4連覇の藤井聡太王位「不足点が明確に」 31日から8冠挑戦


 将棋の第64期王位戦七番勝負(新聞三社連合主催)の第5局が22、23両日、徳島市で指され、藤井聡太王位(21)が95手で挑戦者の佐々木大地七段(28)を降し、対戦成績4勝1敗で防衛、4連覇を達成した。登場したタイトル戦は全て制し、通算17期目。名人、王将、竜王、叡王、棋王、棋聖の7冠を堅持し、今月31日に始まる永瀬拓矢王座(30)との第71期王座戦五番勝負で、いよいよ前人未到の全8タイトル独占に挑む。

 藤井王位が3連勝した後、佐々木七段が1勝を返して迎えた第5局。藤井王位の先手番で、横歩取りから定跡のない戦いとなり、終盤の激しい攻め合いを藤井王位が制した。

 終局後、藤井王位は「中盤にかけて失敗してしまったかなという気がするので、その辺りをしっかり振り返ることができれば」と話し、シリーズ全体については「序盤からじっくり考える将棋が多くて、自分に足りないところが明確になったところもあり、いろいろ経験できたことは勉強になった」と語った。

 一方、6月から藤井と棋聖戦、王位戦の二つのタイトル戦を並行して戦った佐々木七段。タイトル戦が始まる前の対藤井戦の成績は2勝2敗と五分の星だったが、両棋戦とも1勝しただけで敗退した。佐々木七段は「2日制8時間の将棋で、序盤から濃密な長考もできた。非常に勉強になる将棋が多かったが、力不足を感じる内容も多かった。さらに精進して、いい内容の将棋を指せるようにしたい」と再起を誓った。【新土居仁昌】

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