名古屋市で4日から「世界コスプレサミット2023」が始まるのを前に、漫画やアニメのキャラクターの格好をした各国代表のコスプレーヤーが2日、河村たかし市長を訪問した。
河村市長は、映画が大ヒットした「スラムダンク」の主人公、桜木花道に扮(ふん)し、ドリブルしながら登場。「秋葉原のことは忘れて、名古屋を覚えて」などと英語であいさつした。
関係者によると、プロがメークを施した。完成度を高めようと、りりしい眉毛にこだわるなどしたため、登場が約5分遅れた。
一方、大村秀章・愛知県知事は人気漫画「犬夜叉」の主人公の姿でお出迎え。大村氏は、ジブリ映画「ハウルの動く城」の主人公、ハウルに扮した昨年を振り返り、「イメージが壊れるからやめてというネットの反響があったが、負けずに今年も頑張ります」とあいさつすると、コスプレーヤーは拍手で応えていた。
外務省や愛知県、名古屋市などが主催するコスプレサミットは今年で21回目。コロナ禍で昨年まで規模が縮小されるなどしてきたが、今年は4年ぶりの通常開催となる。【酒井志帆】