枯れたビッグモーター前の街路樹 神奈川県が警察に相談

　中古車販売大手「ビッグモーター」の店舗前の街路樹が枯れるなどしている問題で、神奈川県は28日、街路樹を伐採した平塚市と横須賀市の2店舗で、従業員らからヒアリングした。また、県は藤沢市を含めた3店舗前の土壌を調査する方針を決めたほか、最寄りの各警察署に相談していることも明らかにした。

　ヒアリングでは、平塚市の店舗は「店長が昨年交代しており、昔のことは分からない」と説明。横須賀市の店舗は、各地で指摘されている除草剤の散布を否定したという。

　県内3店舗を巡っては、県が2015～22年、各店舗前に植えられていた街路樹計4本について、立ち枯れなどを理由に伐採していた。【遠藤和行】