東京・霞が関の中央合同庁舎内の女子トイレに侵入して盗撮しようとしたとして、警視庁麴町署は21日、国土交通省の男性職員(31)を都迷惑防止条例違反容疑で書類送検した。捜査関係者への取材で判明した。容疑を認めているという。
書類送検容疑は2月と5月の2回にわたり、中央合同庁舎2号館(東京都千代田区)内の女子トイレに侵入し、それぞれ別の女性をスマートフォンで盗撮しようとしたとしている。
捜査関係者によると、トイレの個室の上からスマートフォンを向けて撮影しようとしている姿に、女性が気づいて110番した。庁舎内の防犯カメラを調べるなどし、この男性職員の関与が判明した。【木原真希】