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ダム決壊被害のウクライナ南部で戦闘再開か 英国防省分析


 英国防省は1日、ロシア軍が占領しているウクライナ南部ヘルソン州のドニエプル川東岸で6月下旬以降、ウクライナ軍と露軍による激しい戦闘が起きているとの分析を発表した。6月上旬に同州のカホフカ水力発電所のダムが決壊して以降、ドニエプル川周辺は多くの建物に浸水被害が出ていたが、排水作業が進んで水位が下がったことから、戦闘が再開されたとみられる。

 ウクライナ軍は昨年11月にロシアからドニエプル川西岸を奪還。ダムの決壊前は東岸への攻撃準備も進めていたとみられる。英国防省によると、ウクライナ軍は6月23日ごろ、昨年破壊されたアントノフ大橋周辺から東岸への進軍を始め、27日以降に戦闘が激しくなったという。

 ウクライナ軍は現在、ロシアが一方的に併合したクリミア半島と露占領地域の物流を断つため、南部ザポロジエ州への攻勢を強めている。露軍はドニエプル川東岸の部隊の一部をザポロジエ州防衛のために移動させようとしているとみられ、ウクライナ軍の東岸への進軍は露軍の動きを阻む狙いもありそうだ。

 一方、東部ドネツク州でも激しい戦闘が続いている。ウクライナ軍は1日、露軍が地上発射型の巡航ミサイルで同州西部の学校を砲撃し、2人が死亡、6人が負傷したと発表した。【エルサレム三木幸治】

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