starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

陸自性暴力 元隊員3被告が無罪主張 五ノ井さん強制わいせつ初公判


 陸上自衛隊郡山駐屯地(福島県)に所属していた元自衛官、五ノ井里奈さん(23)が複数の男性隊員から性暴力を受けたとされる事件で、強制わいせつ罪に問われた元隊員の3被告は29日に福島地裁で開かれた初公判で無罪を主張した。

 起訴状によると、3被告は2021年8月3日夜、北海道内の演習場にある建物内で、格闘技の技でベッドにあおむけに押し倒した五ノ井さんに覆いかぶさり、足を開かせ、衣服を着た状態で自分の下半身を五ノ井さんの下半身に接触させたなどとされる。

 五ノ井さんは心的外傷後ストレス障害(PTSD)と適応障害を発症し、22年6月に退職した。その後、性暴力について動画投稿サイトを使って実名で告発。3被告は同10月、五ノ井さんに直接謝罪した。防衛省も同12月、被害事実を認めて五ノ井さんに謝罪し、3被告を含む5人を懲戒免職処分にした。

 福島地検郡山支部は同5月に3被告を容疑不十分で不起訴としたが、検察審査会の不起訴不当の議決を受けて、福島地検が23年3月に強制わいせつ罪で在宅起訴した。

 五ノ井さんは国と懲戒免職処分となった元隊員5人を相手取り計750万円の損害賠償を求める訴訟を横浜地裁に起こした。今月14日に第1回口頭弁論があり、五ノ井さんの代理人弁護士によると、3被告は「事実関係が異なる」などとして争う姿勢を示した。【岩間理紀、松本ゆう雅】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.