ベラルーシの独立系軍事情報監視団体「ベラルーシ・ガユン(ハユン)」は、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者、プリゴジン氏が所有するビジネスジェット機が27日午前7時40分(日本時間同日午後1時40分)、ベラルーシの首都ミンスク郊外の軍用飛行場に着陸したと伝えた。
また、ロシア北西部サンクトペテルブルクを飛び立った別のビジネスジェット機も同日午前7時58分(同午後1時58分)に同飛行場に着陸したという。これらのビジネスジェット機にプリゴジン氏が乗っている可能性がある。
プリゴジン氏は24日夜、ロシア南部ロストフ州の軍司令部を車で離れる様子が動画に映っていたが、その後、所在が不明になっている。26日夕にSNSに音声メッセージを投稿し、今回の反乱に政権転覆の意図はなかったと主張していた。【松本紫帆】