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「空自が組織でセクハラもみ消し」 女性自衛官が訴訟で意見陳述


 同僚からのセクハラ被害を上司らに相談したが、十分対応されずに2次被害を受けたとして、航空自衛隊の現役女性自衛官が国に約1100万円の損害賠償を求めた訴訟で、原告の女性は8日、東京地裁(貝阿弥亮裁判長)で開かれた第1回口頭弁論で、「組織がセクハラ被害をもみ消すことを許してはいけない」と意見陳述した。国側は請求棄却を求めた。

 訴状によると、女性は2010年から13年ごろ、同じ基地の先輩男性自衛官から容姿をからかわれたり、ひわいな言葉を言われたりした。女性は不眠に陥り、男性と異なる職場での勤務や、セクハラ防止教育実施を13年以降、上司や防衛省の窓口に求めた。ところが、その後も男性と同じ職場での勤務を強いられ、セクハラ防止教育も不十分な内容だったとしている。

 女性は意見陳述で、「加害男性の味方をする同僚がおり、私はおかしなやつというレッテルを貼られた」と主張。「他にもセクハラを受けている女性自衛官がおり、自分の被害をなかったことにはできない」と訴えた。【巽賢司】

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