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エド・シーランさん、盗作訴訟で勝訴 ヒット曲「侵害に当たらず」


 英国の人気歌手エド・シーランさんの世界的大ヒット曲「シンキング・アウト・ラウド」が、米ソウル歌手マービン・ゲイさん(故人)のヒット曲の盗作かどうかが争われた訴訟で、ニューヨーク連邦地裁の陪審は4日、楽曲は著作権侵害には当たらないとの評決を下した。

 原告は、ゲイさんの1973年のヒット曲「レッツ・ゲット・イット・オン」を共同制作したエド・タウンゼントさん(故人)の親族ら。二つの曲のコード進行やリズムなどに「顕著な類似点」があると主張し、著作権を侵害するとしてシーランさんや所属レコード会社らに演奏中止や損害賠償などを求めて2017年に提訴していた。

 米メディアによると、シーランさんは法廷でアコースティックギターを弾くなどしながら、独自に創作した経緯などを証言した。「これが盗作だと判断されたら、終わりだ」と引退も示唆していた。

 シーランさんは評決後、報道陣の前で読み上げた声明で、争点となった四つのコードについて「音楽を作る共通の構成要素で、私たちが死んだ後にも音楽を作るために使われ続けるだろう」と語った。また、今回の裁判のためにアイルランドで今月行われた祖母の葬儀に参加できなかったと明かし、「時間は取り戻せない」とも述べた。

 14年に発表された「シンキング・アウト・ラウド」は、米グラミー賞の最優秀楽曲賞を受賞している。【ニューヨーク八田浩輔】

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