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相模原・倒木女性死亡 市が運営キャンプ場を点検、民営に注意喚起


 相模原市のキャンプ場で倒れた木の下敷きになり、テントで寝ていた女性が死亡した事故を受け、同市は17日、市内20カ所のキャンプ場のうち、市が運営する「望地弁天キャンプ場」と「上大島キャンプ場」の2カ所で木の緊急点検を行った。また民営の18カ所についても安全確認するよう順次注意喚起している。

 相模原市観光・シティプロモーション課によると、点検は造園業者と共同で行った。同課の担当者は「大型連休に入り、これから利用者が多くなるので、枝を切るなどの対応を行い安全管理を徹底したい」と話している。

 神奈川県警津久井署によると、事故があったのは同市緑区寸沢嵐の「新戸キャンプ場」。16日午前3時20分ごろ、「テントの上に木が倒れている」と利用者から119番があった。高さ約18メートル、幹回り約70センチの木が倒れ、近くに設置されたテントを直撃。中で寝ていた東京都武蔵野市八幡町1、会社員、中村まりなさん(29)が下敷きになり、搬送先の病院で約2時間後に死亡。中村さんの夫(31)も肋骨(ろっこつ)を折るなどの重傷を負った。

 津久井署は根腐れや立ち枯れしていた可能性もあるとみて、業務上過失致死傷容疑も視野に、キャンプ場の管理が適切だったかどうか調べる。【牧野大輔、田中綾乃、鈴木悟】

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