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藤井叡王の3連覇か、「振り飛車」菅井八段か 叡王戦11日開幕


 藤井聡太叡王(20)に菅井竜也八段(30)が挑戦する第8期叡王戦五番勝負(不二家主催)が11日、東京都千代田区で指される第1局で開幕する。藤井叡王が振り飛車を得意とする棋士とタイトル戦を戦うのは初めて。今月6日の第1局で先勝した名人戦七番勝負と合わせ、二つのタイトル戦が同時進行することになる。

 両者の対戦成績は藤井叡王の5勝3敗。直近の2022年8月のA級順位戦の対局は、菅井八段が制している。両対局者は対局前日の10日に記者会見に臨んだ。3連覇を目指す藤井叡王は「振り飛車との対局経験の少なさは懸念材料だが、番勝負に向けて調整してきた。今期は名人戦と並行しているが、対局が多い方が状態を維持して臨みやすいというメリットも生かしてやっていきたい」と前向きに語った。菅井八段は「タイトル戦に出られなかった数年間の悔しさをぶつけたい。最高の振り飛車と最高の居飛車の戦いだと思っているので頑張りたい。いい勝負のまま中終盤を迎えるのが一つのテーマ」と闘志を見せた。

 藤井叡王は22年度、持っている五つのタイトルを全て防衛したうえで3月に棋王を奪取し、史上最年少の6冠を達成した。23年度のタイトル戦初戦となった名人戦を白星でスタートした。一方の菅井八段は17年に初タイトルの王位を羽生善治九段(52)から奪取。翌年に豊島将之九段(32)に奪われて以来のタイトル戦登場となる。【丸山進】

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