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奈良知事選と大阪ダブル選に託した有権者の思いは…


 奈良県知事選や大阪ダブル選で勝利したのは維新だった。有権者はどんな思いを託したのか。

 奈良市のパート女性(52)は荒井正吾知事の多選や新型コロナウイルス対応を問題視した。「(4期16年の)荒井さんは長すぎる。コロナでは緊急事態宣言の適用もなかなか申請せず、判断が疑問だった」と批判し、「そんたくしない印象がある」という維新の候補に投票した。

 奈良市の男性公務員(43)も県政刷新を望んで維新を選んだ。「維新には改革を期待している。子育て支援にお金を使ってほしい」と語った。

 奈良県天理市のアルバイト女性(54)は「大阪を見ても維新はコロナ対策が迅速だった。新しい風を吹かせてくれそう」と維新に。「自民の候補者たちより市民目線に立ってくれるのでは」と期待していた。

 大阪ダブル選は「維新政治」を継続させるかどうかや、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の是非が争点となった。大阪市淀川区の男性(76)は、維新が推進するIRには「カジノは日本に合わない」と反対だが、知事・市長ともに維新の候補に投票した。「これまでの改革を見たら維新。自治体の無駄を省き、公務員の給料も抑えた」と全体を評価したという。IR反対を訴える候補もいたものの「あの人たちの力ではストップできない」と選択肢には入れなかった。

 大阪市西区の女性会社員(36)は「地下鉄もきれいになり、治安もよくなった」と感じて維新の両候補に票を投じた。IRも「(予定地の)夢洲(ゆめしま)は何もない場所だから活用しないともったいない」と賛成だ。維新に対抗する政治団体「アップデートおおさか」には「反対ばかりで支持できない」と印象を語った。【川畑岳志、野田樹、澤俊太郎】

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