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王将戦、1日目から「もう終盤戦」藤井、羽生とも「生死かけている」


 島根県大田市の「さんべ荘」で25日始まった第72期ALSOK杯王将戦七番勝負の第5局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)は、藤井聡太王将(20)が2時間の長考で指した▲4五桂に、羽生善治九段(52)がそれを上回る2時間21分をかけ、△2七歩成で返した。堂々と攻め合う手順に踏み込み、解説の西川和宏六段は「もう終盤戦です」と断言した。

 控室では、▲4五桂の局面が難解で、このまま3時間超の長考で午後6時を迎えることもあり得るのではないかという声も出ていた。しかし午後5時過ぎ、羽生九段は△2七歩成を決断。藤井王将がすぐに▲2七銀と応じると、羽生九段も程なく△2五飛と銀と桂の両取りをかけた。

 西川六段は「すぐに▲6五桂で攻め合いに行くのは後手の羽生九段がいけそう。▲2三歩成を先にすれば、藤井王将が先手を取れる手順もある。お互い生死をかけた終盤戦です」と分析した。【丸山進】

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