日本で目撃の飛行物体「中国の無人偵察気球」 防衛省が発表

　防衛省は14日、2019年11月に鹿児島県、20年6月に仙台市上空、21年9月に青森県八戸市などで目撃された飛行物体について「分析を重ねた結果、中国が飛行させた無人偵察用気球であると強く推定されるとの判断に至った」と発表した。

政府「領空侵犯、断じて受け入れない」

　政府は外交ルートを通じ、中国に対して事実確認を求め、「外国の無人偵察用気球等による領空侵犯は断じて受け入れない」と申し入れた。