富士通子会社社員をわいせつ容疑で逮捕 自宅で副業のサロン施術中

　副業で経営していたリラクゼーションサロンで施術中、女性客にわいせつな行為をしたとして、大阪府警天満署は6日、大手電機メーカー「富士通」子会社の社員、糸井哲平容疑者（47）＝大阪市北区末広町＝を準強制わいせつの疑いで逮捕した。

　逮捕容疑は2022年10月、自宅マンションで経営していたサロン「moist（モイスト）」で、客の20代の女性に施術と思い込ませ、下半身を触るなどしたとされる。大筋で容疑を認めているという。

　署によると、女性がその日のうちに被害届を提出。糸井容疑者はインターネットで集客していた。

　富士通によると、糸井容疑者は子会社「富士通Japan」の社員。同社は、社員の副業を認めてはいるが、申請が必要で、糸井容疑者からの申請はなかったという。【洪玟香】