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独ソ激戦80年「スターリンの町」へ=プーチン氏、祖国防衛にすり替え


 タス通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は30日、プーチン大統領が今週中に南部ボルゴグラード(旧スターリングラード)を訪れると明らかにした。2月2日は、第2次大戦で最も激しかったスターリングラード攻防戦(1942~43年)の終結から80年に当たり、この日や前後を軸に訪問の日程が調整されているもようだ。  スターリングラードは「(ソ連の独裁者)スターリンの町」を意味し、攻防戦はナチス・ドイツに対するソ連勝利への分岐点となった。プーチン氏は最近、ロシアが開始したウクライナ侵攻の説明を「(西側諸国が仕掛けた)戦争」とすり替えている。過去の戦勝をアピールすることで、現在の「祖国防衛」を国民に強く訴える狙いがあるとみられる。  地元メディアは、民間軍事会社「ワグネル」創設者プリゴジン氏や、南部チェチェン共和国の独裁者カディロフ首長も、攻防戦の記念式典に出席する可能性があると報じている。両者は「強硬派」として侵攻を支持する一方、高級軍人を「弱腰」と批判し、ロシアの内部に不協和音を生む要因となった。同席が実現すれば、ウクライナに対する「一枚岩」を強調する場となる。  一方、タスなどは下院関係者の話として、延期されているプーチン氏の年次教書演説が2月20日以降に行われる公算が大きいと伝えた。同月24日の侵攻開始1年の当日はないという。プーチン氏は上下両院議員を集めてメッセージを発し、長期戦をにらんで国内の引き締めを図るとともに、侵攻の正当性を改めて主張する見通しだ。 【時事通信社】 〔写真説明〕ロシアのプーチン大統領=30日、モスクワ郊外ノボオガリョボ(AFP時事)
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