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スライサー使用に注意=指先のけが多発、子どもも―国民生活センター


 野菜などの食材を簡単にスライスするための調理器具「スライサー」でのけがが相次いでいるとして、国民生活センターが注意を呼び掛けている。野菜が小さくなったり、調理中に手を滑らせたりした際、指先が刃に接触してけがをする例が後を絶たないという。  同センターによると、2017年4月~22年10月にスライサーでけがをして医療機関を受診した例は87件に上る。うち81件が調理中の事故だったが、スライサーを洗浄中や、引き出しから取り出す際に刃に触れてけがをした例もあった。  17年12月には、30代女性が100円ショップで購入したスライサーでニンジンを切った際、親指が滑り、指先が斜めに5ミリほど切れる事故が起きた。女性は病院に行って2針縫った。18年6月には、2歳6カ月の女児が「お手伝いする」と言って、親と一緒にジャガイモをスライスしていたが、指を巻き込んで切ってしまった。  同センターが昨年11月に商品テストを実施した結果、野菜が小さくなったり、手を滑らせたりすると指が刃に接触する可能性があった。けがを防ぐため、食材をつかむ「安全ホルダー」が付いている商品もあるが、ホルダーの外側を持つと指が刃に触れやすくなると分かった。  同センターの担当者は「スライスしていて野菜が小さくなり、持ちにくくなった場合は、安全ホルダーを使用するか、包丁で調理してほしい。安全ホルダーも野菜がずれないよう固定し、正しい持ち方で使用しないとけがにつながる」と話している。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕スライサーによる事故を検証する商品テスト(国民生活センター提供)
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