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遺族「悲しみは変わらない」=改めて安全運行誓う―軽井沢バス事故7年


 長野県軽井沢町でスキーツアーバスが転落し、大学生ら15人が死亡、26人が重軽傷を負った事故は15日で発生から7年を迎えた。同町役場では、遺族と国土交通省や同町、バス業界団体など関係者が参加し、「安全安心なバス運行を誓う集い」が開催された。現場に建てられた「祈りの碑」の前では遺族らが献花し、黙とうをささげた。  遺族でつくる「1.15サクラソウの会」代表の田原義則さん(57)は次男の寛さん=当時(19)=を亡くした。「事故直後にこの場所に来た時の悲しさ、悔しさ、二度とこんなことを起こしてほしくないという思いは、何年たっても変わらない」と話した。   業務上過失致死傷罪に問われている運行会社「イーエスピー」(東京)の社長高橋美作被告(61)ら2人に対する判決は今年6月に言い渡される。長女の衣里さん=同(19)=を失った池田彰さん(57)は「事故以来、娘に対する気持ちは何ら変わることない。遺族が納得できる判決が下ってほしい」と語った。  長男の陸人さん=同(19)=を亡くした大谷慶彦さん(57)は「時間は進んでいるが、陸人との思い出は7年前で終わっている」と悲しみを明かした。  法政大3年だった西原季輝さん=同(21)=の母親は事故から7年を前に、「あの事故がなければ、あのバスに乗っていなければ、今どんな日々を送っているのだろうと考えない日はありません」とコメントを公表した。  事故は2016年1月15日午前1時50分ごろ発生。乗客の大学生13人と乗員2人が死亡、26人が負傷した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕スキーツアーバス転落事故現場の「祈りの碑」で献花する遺族の田原義則さん(中央)ら=15日午後、長野県軽井沢町
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