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池袋事故遺族中傷、男に有罪=「被害者心情、一切配慮せず」―東京地裁


 東京・池袋の車暴走事故で妻子を亡くした松永拓也さん(36)をインターネット交流サイト(SNS)上で中傷したとして、侮辱罪に問われた油利潤一被告(23)の判決が13日、東京地裁であった。安永健次裁判官は求刑通り、拘留29日を言い渡した。  安永裁判官は主文に先立ち理由を朗読。松永さんを侮辱する意図で投稿したと認定し、「被害者の心情に配慮することなど一切なく、一方的に社会的評価をおとしめた」と批判した。新宿や秋葉原の歩行者天国での通り魔を示唆する投稿をした偽計業務妨害罪については、懲役1年、執行猶予5年(求刑懲役1年)とした。  傍聴した松永さんは判決後に記者会見し、「批判と誹謗(ひぼう)中傷は明確に違う。言論の自由を守りながら、誹謗中傷のない社会になってほしい」と訴えた。同被告を提訴することも検討しているとし、「自分がしてしまったことを受け止め、更生してほしい」と話した。  判決によると、油利被告は昨年3月、「金や反響目当てで闘っているようにしか見えませんでしたね」などと、ツイッターに投稿するなどした。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕インターネット交流サイト(SNS)で中傷被害に遭い、男の有罪判決後に記者会見する乗用車暴走事故遺族の松永拓也さん(中央)=13日午後、東京都千代田区
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