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加熱式たばこの誤飲相次ぐ=乳幼児、保管に注意呼び掛け―国民生活センター


 乳幼児が加熱式たばこのスティックなどを誤飲する事故が相次いでいるとして、国民生活センターが注意を呼び掛けている。机の上にあるスティックやゴミ箱に捨てた吸い殻を誤飲する例が多いといい、同センターは乳幼児の手が届かない場所への保管や廃棄を求めている。  加熱式たばこは、たばこのスティックを電気的に加熱し、霧状のニコチンを吸入する製品で、近年売り上げが伸びている。スティックの中に加熱するための金属片を内臓したタイプもある。  同センターによると、6歳未満の乳幼児が加熱式たばこの誤飲を理由に医療機関を受診した例は、2017年4月~22年10月に112件確認された。生後6カ月~1歳2カ月が8割を占め、29件は通院、8件は入院の必要があった。  22年2月には、生後7カ月の男児がこたつの端に置かれた灰皿に手を伸ばし、中の吸い殻を誤飲する事故が起きた。吐き気を催すなどニコチン中毒の症状が出たほか、内蔵されていた金属片を飲み込んだことによる胃の粘膜損傷の疑いがあり、1日入院した。  同センターの担当者は、乳幼児が誤飲した場合の対応について「水や牛乳を飲ませると水分にニコチンが溶け出し、吸収されやすくなる。飲み物を与えず、誤飲した加熱式たばこのパッケージを持って直ちに医療機関を受診してほしい」と話している。 (了)【時事通信社】
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