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米大統領、不法入国対策アピール=南部国境、初の視察


 【ワシントン時事】バイデン米大統領は8日、南部テキサス州エルパソを訪れ、対メキシコ国境周辺を視察した。国境訪問は大統領就任後、初めて。南部国境からの移民の不法入国が急増する中、政権として対策に取り組む姿勢を示す狙いがある。  エルパソに到着したバイデン氏は、税関・国境警備局(CBP)の職員らから密輸の取り締まり方法などについて説明を受けた。その後、エルパソとメキシコ北部チワワ州シウダフアレスを隔てる国境に建てられたフェンス沿いを歩きながら視察し、移民支援センターに立ち寄った。  バイデン氏は記者団に対し「(職員らは)より多くの支援を必要としている」と指摘。不法移民対策で職員らへの支援を強化する考えを示した。  視察には、マヨルカス国土安全保障長官らが同行。エルパソの空港ではテキサス州のアボット知事(共和党)がバイデン氏を出迎えた。アボット氏は国境の壁の建設再開や不法入国者らにより厳しい態度で臨むことを求める書簡を手渡した。  バイデン氏は5日、不法入国者の即時送還措置を拡大し、キューバ、ハイチ、ニカラグアの出身者へ適用を拡大すると発表。既に実施中のベネズエラ出身者と合わせ、計4カ国から毎月最大3万人を合法的に受け入れる方針も示したが、難民・亡命申請の厳格化も含まれており、人権団体から批判の声が上がっている。  視察を終えたバイデン氏は8日夜、空路でメキシコ入りした。9日にメキシコのロペスオブラドール大統領と会談するほか、10日にはカナダのトルドー首相を交えて北米3カ国首脳会談を行う。 【時事通信社】 〔写真説明〕8日、米南部テキサス州エルパソで、対メキシコ国境周辺を視察するバイデン米大統領(中央)(AFP時事)
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