西村経産相、米商務長官と会談＝半導体規制など議論

　【ワシントン時事】訪米中の西村康稔経済産業相は５日、米首都ワシントンでレモンド米商務長官と会談した。経済安全保障の観点から、デジタル社会に欠かせない次世代半導体を含む最先端技術の確保で結束を確認。米国が発動した半導体の対中輸出規制や、半導体製造に関する２国間協力を協議した。 　日米両政府は昨年、外務・経済閣僚による「日米経済政策協議委員会」（経済版２プラス２）の初会合を開き、覇権主義的な動きを強める中国や、ウクライナに侵攻したロシアを念頭に「ルールに基づく国際経済秩序」を主導すると表明。価値観を共有する有志国・地域と共に、サプライチェーン（供給網）の強化を目指している。　【時事通信社】