酒気帯び運転で停職＝交通係の巡査部長―熊本県警

　熊本市内で酒気帯び運転をしたとして、熊本県警は２３日、警察署交通係に勤務する３０代の男性巡査部長を停職６カ月の懲戒処分とした。巡査部長は「事故を起こすことはないだろうと思った」と話しているといい、同日付で辞職した。 　監察課によると、巡査部長は１２月８日未明、熊本市内の国道で酒気帯び状態で車を運転。呼気検査で基準値の２倍以上のアルコールが検出された。７日午後１０時半ごろから同市中央区のクラブでビール２杯と焼酎の水割り５～６杯程度を飲み、自分の車で帰宅途中だった。 　県警は年明け以降に道交法違反（酒気帯び運転）で書類送検する方針。 　松永透・県警首席監察官の話　県民に深くおわびする。再発防止と信頼回復に努める。　（了）【時事通信社】