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香港長官、24日まで北京訪問=就任後初、中国指導部に定例報告


 【香港時事】香港政府トップの李家超行政長官は、21~24日の日程で北京を訪問する。中国指導部に対する香港情勢の定例報告が目的。香港メディアによると、習近平国家主席や李克強首相と22日に会談するほか、来春の首相就任が確実視される李強氏らとも会うとみられる。  香港行政長官による定例報告は、毎年12月に行われている。今年7月に就任し今回が初となる李長官は、20日の記者会見で「香港の社会・経済状況や政治環境、新型コロナウイルスの感染防止策などを報告する」と述べた。北京など中国各地は「ゼロコロナ」政策転換で感染爆発の様相を呈しており、香港からの医療支援などを協議する可能性もある。  香港は中国本土との出入境が水際対策で厳しく制限され、経済に大きな打撃が出ている。香港で本土との往来再開を望む声が高まっていることについて、李長官は「一般的な声で、指導部に伝える」と説明した。  一方、2021年に廃刊となった香港日刊紙・蘋果日報(リンゴ日報)の創業者、黎智英氏が香港国家安全維持法(国安法)違反罪に問われた裁判を巡り、香港政府は外国人弁護士の参加を認めた香港終審法院(最高裁)の判断が不当だと主張。中国全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会に法解釈を求めており、今回の報告で何らかの要請を行うことも予想される。  香港では「一国二制度」の形骸化が進み、米欧などが懸念を表明している。今回の定例報告は、警察出身の李長官が香港の治安情勢安定を習指導部にアピールする場にもなりそうだ。 【時事通信社】 〔写真説明〕香港の李家超行政長官=10月19日、香港(AFP時事)
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